2021年8月10日

脳卒中患者の下肢装具選定|歩行周期のBack kneeの原因と対処法#967

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講師:奥野 泰介 先生

社会医療法人協和会 加納総合病院 リハビリテーション科 科長 / 理学療法士

 

 

片麻痺患者様の歩行動作分析を行う上で、このような内容で悩んでいませんか?

 

・立脚相のBack kneeが起こる理由がわからない

・どのように治療を展開すればいいかを教えてほしい

・歩行周期を詳しく学びたい

 

脳卒中患者様のBack kneeは臨床上よく目に知る症状です。
 
うまく解決に導きたいのであれば、このセミナーをおすすめします。

 

Back kneeをわかりやすく解説|脳卒中患者の歩行周期の問題点とは?


 

片麻痺者の歩行分析に関して、先行研究にて膝の動きに着目した歩行パターンの分類があります。

 

その分類の中でも今回は立脚の初期に膝関節が過剰に伸展してしまう

Back kneeを呈する歩行について目にする機会はありませんか?

 

臨床において他にExtension thrust patternなどと表現されているかもしれません。

 

この現象は多くの患者様で目にする機会があります。

早期に治療しておかなければ、癖づいてしまうということもあり得ます。

 

Back kneeを呈しながら歩行練習を進めると、無駄な筋緊張が入ってしまい

うまく治療が進まないという事例も経験します。

 

そのため早期にBack kneeを解決する必要があります。

 

本セミナーでは

 

〇膝伸展パターンの歩行の特徴を理解し、歩行観察・分析のポイントを理解する

〇上記理解から短下肢装具の選定ができるようになる

〇選定した装具による治療効果の判定ができるようになる

 

を学ぶことで、脳卒中患者によく見られるBack kneeの解決法をお伝えします。

 

装具療法を学ぶとBack knee治療は効率的に行うことができます


 

装具療法に精通している理学療法士や義肢装具士、リハビリテーション科医はポイントを押さえて効率よく歩行を見ています。

 

もちろん場数も必要ですが、やはり大事なことは歩行のポイントを知ることです。

 

例えばなぜBack kneeが出現しているのか、という問題点について

床反力ベクトルについてまず確認します。

 

・重心線がどこを通っているのか?

・どのようなアライメントをしているのか?

・歩幅や歩隔はどうなのか?

 

抑えるべきポイントを見ることで短下肢装具の選定や効果判定が可能となります。

 

特に歩行パターンで多いのが立脚期に過剰に膝伸展してしまうBack kneeパターンです。

 

今回はIC~LR時のは比較的行えるが立脚の中期にて膝が過剰に伸展してしまうパターンの特徴や歩行観察・分析をする時のポイントを説明し、どのような短下肢装具を選定していくのが適切かを解説して頂きます。

 

プログラム

・脳血管疾患に特徴的な歩行のパターンについて

・膝関節初期伸展パターンの歩行の特徴

・膝関節中期伸展パターンの歩行の特徴

・実際の症例に対する装具の選定