座位から立ち上がって歩くまでに重要な重心移動の考え方とは?

支持基底面の広い姿勢において、どのように重心を移動させるか。

基本動作のリハビリにおいてここを考えることはとても重要です。

我々の動作は、いかに重心を安定した位置において姿勢を保つか、動作を行うかということに集約されるように思います。

そのために考えるべき必要なことは何でしょうか?今日はその内容について考えてみたいと思います。

 

座位から立ち上がって歩くまでに必要な重心移動について考えてみる

我々理学療法士や作業療法士は椅子から立ち上がり、歩行動作練習を積極的にリハビリとして提供することが多いと思います。

その時に椅子から立ち上がる動作がなかなか難しいなと感じる方もおられると思います。

 

私自身も座位姿勢でのリハビリはとても難しいと感じます。

なぜなら重心を高い位置に持ち上げることでより不安定な姿勢に位置させるため、利用者様の恐怖感がここで一気に増加してしまい、動作の制限に繋がってしまうと感じているからです。

 

その時に我々理学療法士・作業療法士はどのようなことを考えて治療をしていけばいいのでしょうか?

逆に先輩セラピストはどのようなことを考えてリハビリをしているのでしょうか?

 

こうしたことって気になりませんか?

 

私自身はとても気になります。そのため理学療法士の大先輩でもある冨田昌夫先生にこうした座位からの立ち上がり練習をどのように進めればいいか、

ぜひ教えてほしいという話をさせていただいたところ、クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた考え方や、情動報酬系に以下に働きかけるかが重要だという話を教えていただきました。

 

その内容については具体的にはここでは差し控えますので、ぜひこちらのセミナーをチェックしてみてください。

 

クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた基本動作の評価とアプローチ|座位保持~座位での重心移動の理解

 

講師:冨田 昌夫 先生

びわこリハビリテーション専門職大学

理学療法学科 教授

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。