肩関節周囲炎のリハビリで覚えておくべきこととは?

肩関節周囲炎のリハビリは一日二日で完治するものではありません。

リハビリの中で軟部組織へアプローチし、痛みの無い範囲で動かす、その方法を徹底的に指導して日常生活の中でどのように動かしていくべきかを患者様にわかりやすく教えなければいけません。

こうした治療方法は若手の時にはかなり悩むことも少なくありません。

今日は肩関節周囲炎のリハビリについて考えてみたいと思います。

 

肩関節周囲炎のリハビリで覚えておくべきこととは?

肩関節周囲炎のリハビリで覚えておかなければいけないことは、肩関節を構成するのは肩関節や肩甲帯だけではないということです。

肩関節は肩甲帯だけでなく、鎖骨で胸郭と接続しており、脊椎の動きにも大きな影響を与えています。

それは逆も同様であり、肩関節を考えるうえで胸郭、体幹、そこから股関節など様々な関節への影響も考えていくべきだということです。

 

こうした問題から肩関節周囲炎では肩甲骨運動や肩甲骨周囲筋活動にも異常が生じるため、そのためのアプローチも重要になります。そのための評価や適切な運動を行うためのトレーニングについてエポックセミナーでは学ぶことができます。

 

また、肩関節の動きと体幹の機能をリハビリの中で解決していこうとするとなると、患者様自身の日常生活を改善させていくことも考えなければいけません。

 

となると、患者様自身に自主トレーニングを徹底的に学んでいただかなければ、

自主トレーニングは難しいといっても過言ではありません。

その方法についてもエポックセミナーでは学ぶことができます。

 

こうした内容に興味があるのであれば、こちらのセミナーをチェックしてみてください。

 

若手セラピスト向け肩関節の機能解剖から診る肩関節周囲炎のリハビリ|肩甲骨の運動異常に対するアプローチ

 

講師:井尻 朋人 先生

医療法人寿山会 喜馬病院 法人リハビリテーション部 部長

(公社)大阪府理学療法士会 理事

※その他略歴はこちら