なぜパーキンソン症候群の知識をセラピストが学ぶべきなのか?

パーキンソン症候群を呈する患者様は年々増加しているという統計が出ています。

臨床の中でも神経難病の患者様は増えていると私自身も実感しており、

これからのセラピストにとって神経難病に対するリハビリの進め方を学ぶことは重要なことだと感じています。

整形外科疾患であってもパーキンソン症候群を呈している患者様は多く

患者様の変化をきちんと理解できるかどうかがこれからのセラピストには重要ではないでしょうか。

今日はその理由について考えてみたいと思います。

 

神経難病は徐々に症状が進行するその病態を理解しよう

神経難病は段階的に進行するということは皆さんも常識として知っていることだと思います。例えば熱発、肺炎などのエピソードがあればそのタイミングで症状が進行するということはよくあることです。

 

特に在宅で生活していると、こうした症状の変化を家族が理解するということは難しいです。しかしながら我々セラピストがこうした体調や症状の変化にいち早く気づき、患者様に受診を進めるなどの情報提供をすることはとても重要だと感じています。

 

逆にこうした症状の進行に気づかず、そのまま放置した場合、転倒などの二次的問題点を併発してしまい骨折などによって入院しなければいけないということも考えられます。

 

我々セラピストは患者様の体調や症状の変化に敏感になるべきなのです。

こうした視点を持てるかどうかは、神経難病、パーキンソン症候群の特徴を知っているかどうかで全然変わるといっても過言ではありません。

 

こうした情報に興味がある方はこちらのセミナーをチェックしてみてください。

 

パーキンソン症候群を呈する神経難病のリハビリの進め方

講師:寄本 恵輔 先生

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター / 理学療法士

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。