姿勢制御に必要な資格情報や前庭機能を評価する方法を学びませんか?

我々の日常生活で立位や歩行を含む姿勢制御は、

あたかも自動的に行われているかのように感じられます。

しかし、その背後には予測的フィードバックという要素が働いています。

今回は、予測的フィードバックが姿勢制御にどのように寄与し、転倒予防にどれほど重要なのかについて考えてみたいと思います。

 

予測的フィードバックとは何か?

予測的フィードバックは、単純な未来の出来事の予測から、複雑な行動の制御に至るまで、私たちの身体が正確な動作を実現するために不可欠な要素です。

これは、主に視覚、聴覚、前庭感覚(内耳の感覚器官)、触覚などの感覚情報を含みます。

この情報を受けて、脳が適切な筋肉の収縮を調整し、身体のバランスを維持するための命令を出します。

 

特に視覚情報は我々が立位や歩行中に最も頻繁に利用する予測的フィードバックの一つです。

歩行中、我々は前方に進む際に足元や道路の状態を観察し、次のステップを予測します。

これにより、地面の障害物や段差を避け、安定した歩行をサポートするのです。

 

こうした視覚情報であったり、内耳の前庭感覚を評価することで、私たちは高齢者や脳卒中片麻痺患者様の転倒予防を進める必要があります。

 

こうした内容に興味がある方はこちらのセミナーをチェックしてみて下さい。

 

歩行における予測的姿勢制御とその治療技術|姿勢と歩行の「APA」を極める

 

講師:大沼 亮 先生 

目白大学 保健医療学部 理学療法学科 助教

 

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